赤穂プチニュース:「お母さんは勉強を教えないで」

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神奈川で40年以上も学習塾を経営してこられた見尾三保子さんの著書を読みました。

千人以上もの子どもたちの面倒を見てきた見尾さんは、「引き出し教育」をキーワードに、彼らひとりひとりが必ず持っている才能や意欲を上手く引き出すように導くのが親や教師の責任であり、子どもの自発性を大切にしなければならないと、一貫して訴えかけていらっしゃいます。

また、学習に関して親がなすべきことは以下の4つだとして、

1.教科書を取っておいて「反復」すること

2.字をていねいに、ノートをきれいに書かせること

3.「子どもにまかせて待つ」こと

4.本好きな子どもにすること

と書いておられます。

特に「4」は、「日本語が貧しければ、貧弱なことしか考えられず、豊かな国語力を身につけておれば、それだけ豊かで深いことが考えられるから」との理由だそうですが、もっともだなあと強く思わずにいられませんでした。

さらに、「覚える」のではなく、「理解する」、「自分で考える」学習の大切さを、全編に渡って繰り返しておられます。

より高い英語(外国語)力を身につけるためにも、

A.母国語(日本語)が豊かであること。

B.「正しいか、正しくないか」「覚えたか、覚えてないか」ではなく、自分の頭で考え、行動し、理解していくという習慣を身につけること。「論理的に考えること」「柔軟な発想ができること」こそが、真にその人の実力となる。

は大切なことであると、私自身の経験からも申し上げます。

賛否あるかと思いますが、保護者だけでなく、教師や教育行政に携わる方々にもぜひ読んでいただきたい一冊です。

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